

黒い剣士
24分
身の丈ほどの大剣と鉄の義手を持つ黒い剣士が、ある町の酒場に姿を現す。人ならぬものに支配された領主の城へ乗り込んだ彼は、容赦なくその怪物を斬り伏せる。戦いの後、彼の記憶は、すべてが始まった遠い過去の戦場へと遡っていく。

鷹の団
24分
戦場を渡り歩く傭兵ガッツは、名を上げつつある傭兵団「鷹の団」と剣を交えることになる。団を率いるグリフィスとの一騎打ちに敗れたガッツは、その場で自分の身柄を賭けさせられていた。負けた以上、彼は鷹の団の一員として迎え入れられる。

初陣
24分
鷹の団に加わったガッツを、女剣士キャスカだけは快く思わない。初めての戦で、ガッツは団の窮地に最も危険な持ち場を任され、それを見事に切り抜ける。孤独に戦ってきた男が、初めて誰かと並んで戦う意味を知りはじめる。

神の手
24分
死体から生まれ、傭兵の養父に拾われて戦場で育ったガッツの過去が語られる。剣しか知らずに生きてきた少年時代は、養父の裏切りと自らの手で断ち切った絆で終わっていた。一方グリフィスは、「覇王の卵」と呼ばれる不気味な真紅の石を肌身離さず持っていた。

剣風
24分
切り込み隊長となったガッツは、戦場で命を顧みない戦い方を続ける。鷹の団は勝利を重ね、グリフィスは平民の身から貴族の世界へとのし上がっていく。その眩しい出世を、団員たちはそれぞれ複雑な思いで見つめている。

不死のゾッド
24分
城攻めのさなか、鷹の団は三百年生きるという怪物、不死のゾッドに遭遇する。巨獣の姿へと変わったゾッドの前に、ガッツとグリフィスは死を覚悟する。だがグリフィスの首にかかる覇王の卵を見たゾッドは、不吉な予言を残して去っていく。

剣の主
24分
傷を負いながらも、グリフィスは宮廷での地位を固めるため、王女シャルロットとの距離を縮めていく。団員たちは、貴族の世界に溶け込んでいく団長が遠くなっていくのを感じはじめる。ガッツは、自分がグリフィスにとって何者なのかを初めて考えはじめる。

陰謀
24分
平民上がりの成り上がり者に爵位が与えられたことに、王族のジュリアスは激しい憎悪を燃やす。彼は、狩りの場で毒矢を使ってグリフィスを葬る計画を練る。宮廷の華やかさの裏で、刃を持たない戦いが静かに始まっていた。

暗殺
24分
狩りの最中に毒矢を受けながらも、グリフィスは覇王の卵に守られて一命を取り留める。黒幕がジュリアスだと見抜いた彼は、その始末をガッツに命じる。暗殺を果たしたガッツは、その場に居合わせたジュリアスの幼い息子まで手にかけてしまう。

貴きもの
24分
少年を殺してしまった記憶に、ガッツは眠れぬ夜を過ごす。その夜、彼はグリフィスが王女に語る言葉を耳にする。真の友とは、他人の夢にすがるのではなく、自らの夢を持ち、対等に並び立つ者なのだと。

合戦
24分
鷹の団は大規模な合戦に身を投じる。乱戦のさなか、体調を崩していたキャスカは敵将との戦いで意識を失い、崖から転落する。彼女を救おうとしたガッツもまた、ともに谷底へと落ちていく。

ふたり
24分
谷底で目を覚ましたガッツは、傷ついたキャスカを介抱する。彼女は、貴族に襲われかけた少女時代にグリフィスに救われ、剣を取った過去を語る。キャスカが求めていたのは、グリフィスの剣として彼の夢を支えることだった。

決死行
24分
谷底の二人を見つけた敵兵が、百人の大軍となって迫ってくる。動けないキャスカを逃がすため、ガッツはただ一人で足止めを引き受ける。一人対百人の戦いが、夜の森で始まる。

夢のかがり火
24分
ガッツは百人の敵兵をただ一人で斬り伏せ、生き延びる。帰り着いた陣営の焚き火のそばで、彼は団員たちの夢を聞き、自分には夢などないことに気づく。グリフィスと対等に並ぶためには、いつかこの団を離れなければならないのだと、彼は思いはじめる。

決戦
24分
百年戦争を終わらせるため、グリフィスは難攻不落の要塞ドルドレイの攻略を買って出る。わずかな兵力で挑むには、あまりに無謀な戦いだった。要塞を守る将軍ゲノンが、かつて若きグリフィスと因縁を持つ男であることも明らかになる。

勝利者
24分
グリフィスの奇策によって、鷹の団はドルドレイを内側から切り崩していく。ガッツは敵の猛将ボスコーンと、キャスカはアドンと、それぞれ死闘を繰り広げる。難攻不落と呼ばれた要塞は、ついに鷹の団の手に落ちる。

栄光の瞬間
24分
ドルドレイ陥落によって百年戦争は終わりを告げ、鷹の団は王国の英雄となる。王都では盛大な祝宴が開かれ、グリフィスは栄光の頂点に立つ。だがその裏で、彼を妬む王妃と貴族たちは、毒殺の陰謀を巡らせていた。

炎の墓標
24分
毒殺は成功したかに見えたが、それはグリフィスが仕掛けた罠だった。陰謀に加わった王妃と貴族たちは、塔の中に閉じ込められたまま炎に包まれる。すべてが終わった雪の夜、ガッツはグリフィスに、団を去ると告げる。

別れ
24分
引き留めようとするグリフィスとの決闘に、ガッツはただ一太刀で勝ち、団を去っていく。自分の手を離れた男を前に、グリフィスの心は音を立てて崩れる。その夜、我を失った彼は王女シャルロットの寝所を訪れ、王の怒りを買って捕らえられる。

火花
24分
一年が過ぎ、ガッツは鍛冶屋のもとで剣の腕を磨きながら、自らの道を探していた。そこへ届いたのは、鷹の団が反逆者として追われる身となり、キャスカがその残党を率いているという報せだった。かつての仲間のもとへ、ガッツは迷わず馬を走らせる。

告白
24分
ガッツの出現で勢いを取り戻した鷹の団は、ついに敵を撃退。喜びの再会もつかの間、鷹の団に起こったことを知らされたガッツは驚く。反逆罪で捕らえられて拷問を受けるグリフィスの救出計画をガッツに伝えるジュドー。一方、ガッツに厳しい表情を見せていたキャスカは、お前が全てを台無しにしたんだ、と斬りかかり…。

潜入
24分
グリフィスを救うため、一行は再生の塔の地下牢へと潜入する。たどり着いた先で彼らが見たのは、一年に及ぶ拷問で舌を抜かれ、腱を断たれ、もはや剣を握ることもできない男の姿だった。変わり果てた団長を背負い、ガッツたちは塔を脱出する。

前夜祭
24分
逃亡の途上、グリフィスは誰にも頼れなくなった自分と、ガッツとキャスカの姿に打ちのめされていく。一人きりになった彼の手に、失くしたはずの覇王の卵が戻ってくる。その瞬間、日が欠けはじめ、鷹の団は人の世ならぬ場所へと呑み込まれていく。

蝕
24分
異形の化け物たちに囲まれた地で、ゴッド・ハンドと呼ばれる五人の魔がグリフィスの前に現れる。彼らは、グリフィスが自らの夢のために仲間すべてを生贄に捧げるかどうかを問う。グリフィスは、捧げると答える。

永遠の刻
23分
生贄の烙印を刻まれた鷹の団の仲間たちは、化け物たちに次々と喰い殺されていく。魔へと転生したグリフィスは、ガッツの目の前でキャスカを陵辱する。すべてを奪われたガッツは、自らの腕を捨ててでも生き延び、復讐を誓う。