MEMORIES
街全体が巨大な大砲でできており、人々は見えない敵に向けて砲弾を撃ちつづけることだけを日々の営みとしている。砲弾を運ぶ下級労働者の父を持つ少年は、いつか砲撃の号令をかける将校になることを夢見る。誰と、なぜ戦っているのかを誰も問わないまま、一日は始まり、そして終わる。